EVトライク メンテ記録

パーキングブレーキユニット交換

 パーキングブレーキの効きが甘く、坂に止めると動いてしまうので、ブレーキを
サイドブレーキ後方にあるボルトを締め上げてみたがブレーキの甘さは変わらないので
どこまでブレーキを引き上げたら効くのか、力いっぱいブレーキレバーを引いてみたら
「バキっ!!」という音とともにブレーキレバーがぶらんぶらんになってしまいました。

やってしまった(*_*)

しょうがないのでどこが壊れたか探すためにビュンビュンをバラシました。
 まずは運転席シートを固定している
 ボルトを外します。

 矢印の所の10mmのボルトです。
 反対側も矢印の所のボルトを
 外します。
 シート本体が外れるので、今度は
 台座のカバーを外します。

 矢印の辺りにプラス頭のタッピング
 ビスで止まっているので4本外して
 カバーを取り外します。
 パーキングブレーキレバーを
 かわすようにして外します。
 お次はシートを固定するための
 フレーム?を外します。

 これは10mmボルト4本で固定
 されています。

 その後プロアパネルを固定している
 ヘキサ頭のボルトを外すとフロア
 パネルが外れます。
 写真中央に映っているのが
 パーキングブレーキで引っ張った
 1本のワイヤーを2つの後輪に
 それぞれ分岐させる分配機です。

 無理やり引っ張って分配機内部の
 接続部を壊してしまいました。
 アルミの鋳物で出来ているパーツ
 ですが、見事にひん曲がっています。
 どんだけ力入れたらこんなに曲がる
 んでしょうか?(笑)
 ビークルファンに電話で部品が欲しい
 旨を伝えると、ワイヤー込みのアセン
 ブリでしか販売できないと言われ
 泣く泣くアセンブリで購入しました。

 代引きで翌日には届きました。
 新品のワイヤーと長さを比べて
 見ましたが、特に伸びてはいない
 ようなので、分配機のみ交換する
 事にしました。
 パーツと一緒にジャッキアップの方法や
 パーキングブレーキの調整方法を
 示した写真とメモを送ってくれました。
 赤丸の部分のボルトでブレーキの
 かかり具合を調整しますと書いて
 くれたのですが、初めはどうやって
 調整するのか分かりませんでしたが
 色々いじっているうちに何となく
 分かってきました。
 普通にパーキングブレーキを引いた
 状態にして、ジャッキアップします。

 @のナットを緩めます。
 手でタイヤを回し動かなくなるまで
 Aのボルトを閉めて行きます。
 最後に@のナットを閉めます。

 この方法を知っていれば力任せに
 ブレーキを引くという野蛮な行為で
 部品を壊さずに済んだのに・・・。

 勉強になりました。
 注文したパーツと一緒にEV-TUKTUKの
 キーホルダーを3個同封してくれました。

 対応していただいたビークルファンのT様
 ありがとうございます。

今回の費用
サイドブレーキASSY  ¥12,000
送料 ¥1,100
値引き  −¥9
消費税 ¥1,309